経営の基本は「計画策定」です。経営にかかる計画は様々です。
- ビジョン・・・会社の将来像を見える形にした計画です。
- 経営計画・・・会社全体に関わる計画。以下の策定を網羅する場合もある。
- 事業計画・・・新規事業、既存事業など個別事業についての計画
- 資金計画・・・資金繰り、返済計画などお金に関わる計画
- 投資計画・・・設備投資などに関わる計画
- 雇用計画・・・採用人数・人材像、退職、異動等に関わる計画
- 短期計画・・・１年～３年の計画
- 中期計画・・・３年～５年の計画
- 長期計画・・・５年～１０年の計画
会社の未来を描くのが計画です。計画に将来のあるべき会社の姿を示し、社員と共有する事で、会社全体が同じ方向を向いて進むことができます。また、計画を作る過程において、様々な問題点や課題を抽出することでリスクを限りなく小さく出来ます。そして、設定した目標に対する達成度をはかる事で、改善点を見つけ活動に活かせます。いわゆるＰＤＣＡ活動ができます。
計画なく進めば、社員がバラバラの方向を向き、問題を先送りし、常にリスクが発生し、成功⇔失敗も分からず、いつの間にかコストだけが残る結果となってしまいます。
短期、中期、長期を必要に応じて組み合わせＰＤＣＡを回す事が、経営の基本中の基本です。
