セミナーは大変ですが

　県内のお会社さんで営業マン向けのセミナーをしてきました。営業マン向けと言っても、私は営業コンサルタントではありませんので、営業テクニックの話をした訳ではなく、ちゃんと経営の話をしてきました。

　『会社のお金の仕組み』を少しだけ知るだけで、普段やっている業務がどのようにお金に代わっているのか、何をすれば自分たちの給与が増えるのか、そういった視点で話してきました。満足度は分かりませんが、小笑いあり、ワークあり、誰も寝る事なく、2時間話してきました。セミナー自体は、過去5，6回していますが、毎回レベルは上げられていると自負しています。

　セミナーは準備が命です。最初、このお話を頂いてから2ヵ月近く時間がありました。話す内容はだいたい決まっていたのですが、基本的に経営者向けの構成はイメージできても、営業マン向けとなるとストーリーの作り方に悩む部分が多くありました。

　おおかたのプレゼン資料は完成し、リハーサル⇒手直し、リハーサル２⇒手直し、をして、完成したのは結局前日になってしまいました。そして最終リハーサルをして、本番に臨んだわけですが、資料の作り込みもリハーサルもしっかりやったおかげで、自信をもって話せましたし、時間配分もそれなりにコントロールできたかと思います。

（実際は質疑応答で10分ほどオーバーしてしまいましたが。。。）

　セミナーに限らず、やはり何事も準備が命です。準備の量によって、本番の完成度は大きく変わります。プライベートで「エスキーテニス」というスポーツをやっているのですが、練習のための練習ではなく、試合のための練習を心がけているので、本番でもいつも通りのプレーができます。同じ練習量でも、いかにゴールを念頭に置いて取り組むかで結果は大きく変わると思っています。

　セミナーもPDCAです。【準備】 ⇒ 【セミナー当日】 ⇒ 【参加者・依頼者の反応】 ⇒ 【改善】 このプロセスが大事です。今回は参加者は和気あいあいとした雰囲気で出来たのですが、どこまで参加者の心を動かせたかは分かりません。本当はアンケートを取りたいのですが、肝の小さい私はそこまでできませんでした。依頼者の反応はまぁまぁだったとは思いますが、絶賛には程遠いと思います。

　次回は、12月にこれから就農者向けに経営セミナーを行いますので、更なるブラッシュアップを行い、心を込めて話してきたいと思います。

さー！準備開始！